地域の福祉センターの特徴

乳幼児と就学児の支援をする理学療法士の職場というと、障害児支援用の地域の福祉センターがあります。採用は各自治体で、就業形態は、常勤・非常勤雇用がほとんどです。

福祉センターは、一緒に取り組む理学療法士たちも同じ雇用形態です。そのため、途中で別の方に切り替わりやすい可能性があります。ですから、他の人との連携に継続性が期待しづらい面があるため、福祉センター内の管理担当者との綿密なやり取りとその日の療育内容が他の人でもわかりやすい記録を残しておく必要があります。また、チーム関係が薄いため、理学療法士個人の高いスキルが求められますが、ある程度は自分流でその子に合った最適な療法ができるとも言えます。

最適な療法ができると言えば、福祉センターでは、例えば45分など療育枠が設定されており、確保された時間の中で療育にじっくりと取り組むことが可能です。付き添いの家族に療育の様子を実際に見てもらうことができるため、実際に家庭でご家族がどのように支援すればよいのかが理解してもらいやすい特徴もあります。地域の福祉センターは、障害を持ちながらも一生懸命に頑張る子どもを、その姿を見守る家族と共にサポートができる職場です。子どもが好きで、今までのスキルや経験を活かしたい理学療法士には、やりがいのある職場です。